水のトラブル料金内訳|どんなことが含まれる?応急処置法も解説
2019年9月25日
水回りのトラブルが起きて業者へのご依頼を検討している場合、やはり気になるのは費用だという方もいるでしょう。水のトラブル関連の料金は、さまざまな内訳のもと算出されます。業者に依頼する際の料金は少しだけ複雑ですので、あらかじめチェックしておくようにしましょう。
依頼する前にチェックしておくことで、「費用が思ったよりも高かった……」といったトラブルを回避することができます。本コラムでは水のトラブル関連の料金、目安についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
水のトラブル発生!業者に依頼するべきケースは?
水回りのトラブルといっても、つまりや水漏れ、部品の交換、修理など……さまざまなケースがありますよね。ここからは、業者へ依頼すべきふたつの水のトラブルについてご紹介します。
【ケース1】水漏れしている
水回りのトラブルでよくあるのが、水漏れによるトラブルです。水漏れの原因はパッキンなどの部品が破損、劣化していることが多いです。
水漏れが起こると、カビ発生による悪臭や漏電の被害が生じます。さらに、賃貸マンションなどに住んでいる場合は、水漏れを放置することによって階下にまで被害が及ぶおそれがあります。
【ケース2】つまりが発生している
トイレやお風呂の排水溝などに、異物がつまってしまうケースです。原因はさまざまですが、トイレの場合、トイレットペーパーの流しすぎや異物を流したことが原因であることが多いです。排水溝の場合、ほとんどの場合髪の毛のつまりが原因でしょう。
トイレットペーパーを流しすぎてつまりが起きた場合は、放置していればいずれ直ることがあります。その反面、つまりを放置するとトラブルが深刻になり、水漏れにつながるおそれもあるため業者へ依頼することが賢明でしょう。
水のトラブル関連の料金内訳
ここまで、依頼すべき水のトラブルについてご紹介してまいりました。「業者へ依頼したほうが良いのはわかったけど、どんなことが料金として含まれるの?」と疑問に感じる方もいると思います。ここからは、水のトラブル関連の料金内訳についてご紹介します。
【1】基本の料金
業者が設定している料金で、依頼する際に必ず払わなくてはならない費用です。業者ごとにも異なるため、依頼する際にチェックしておきましょう。
【2】作業料金
トラブルを解決するための作業費用のことです。水漏れやつまり、部品交換など水のトラブルの内容によって費用は異なります。
【3】部品代
水漏れの原因などが部品の劣化だった場合、新品の部品が必要です。このとき、新しい部品を購入するときに、部品代が発生します。
【4】出張費その他
このほかに、現地まで行くための出張費が発生することがあります。また、高圧洗浄などの専門的な機材を使用する際の費用や人件費などがかかることもあるでしょう。これらを合算したものが、実際に支払う料金になります。
依頼時には複数社から見積りを取ろう
業者へ依頼するときは、一社から決めるよりさまざまな業者の見積りを比べてから決めることをおすすめします。比較することで、よりお得な業者を選ぶことができるからです。
弊社でもお客様のご要望や状況を伺ったうえで、最適な業者をご紹介しております。もしも業者選びでお困りの場合はご相談くださいね。
スムーズな解決のために|優良業者の見つけ方
水のトラブル関連の料金内訳は、被害内容によって大きく異なることがわかりました。自分が水のトラブルを業者へ依頼するときは、納得のいく業者選びたいですよね。
納得のいく業者を選ぶためには、どのようなポイントをチェックするとよいのでしょうか。ここからは、スムーズな解決をするために、優良業者を見極めるコツをご紹介します。業者を選ぶ際に活用していただければ幸いです。
【1】いち早く対応してくれるかどうか
水漏れやつまりなどのトラブルが起きたとき、被害を最小限に抑えるためにもすぐに対応してもらいたいですよね。依頼する業者の対応している時間帯、作業をおこなうことができる日程を聞いて、できるだけ早く対応してもらえる業者を選びましょう。
【2】作業実績があるかどうか
さまざまな依頼に応えてきたという「作業実績」を、ホームページのクチコミなどで確認しておくのもおすすめです。あわせて、おこなってきた業績などを見ておくことで、どのような雰囲気の業者かを知ることができます。
【3】料金は明確でわかりやすいか
料金設定は、業者によってそれぞれ異なります。業者のなかには、見積りを提示したあとに追加料金を請求する場合もあるのです。費用や作業に関する内容を、わかりやすく丁寧に伝えてくれる業者に依頼するようにしましょう。
業者到着までにできる応急処置法
業者へ依頼して作業をおこなうまでに状況が悪化しないよう、トラブルを少しでも抑止して必要があります。ここからは、業者が到着するまでにできる応急処置についてご紹介しましょう。
準備するもの
水漏れやつまりの応急処置をおこなう際に、あらかじめ準備しておくべきものは以下の4つです。
・バケツか洗面器
盛れている水を受け止めたり、つまっている水を汲み取ったりする際に使います。
・ビニールシート
作業する際に水がこぼれてもいいように、周りに敷くためのものです。
・バスタオル
漏れてくる水を吸い取る、もしくはビニールシートがないときの代替品として使います。
・ゴム手袋
つまりの作業をおこなうときなど、不潔な水をあつかう場合もあるため、衛生面を配慮して着用します。
水漏れしている場合
水漏れをしている場合、被害を拡大させないようにするのが優先です。水漏れの応急処置法は以下のとおりです。
1.水を止める
蛇口と止水栓をしっかりと閉め、水を流さないようにしましょう。
2.ビニールシートを敷き、バケツで漏れている水を受ける
クロスなどの劣化や感電を防ぐために、床全体へビニールシートを敷きます。そのあと、水が漏れている場所にバケツや洗面器を置き、受け止めましょう。
3.排水管から漏れている場合は破損個所をふさぐ
水漏れの原因が排水管の場合、破損している場所へタオルを巻いて水漏れをふさぎます。
つまりが起きている場合
次いで、つまりの応急処置方法についてご説明します。トイレなどの汚水をあつかうときは、作業する前にゴム手袋を装着してからおこなうようにしましょう。
1.つまりが発生している場所へ、ビニールシートを床に敷く
水を汲むときにこぼれるおそれがあるので、あらかじめビニールシートを床に敷いておきます。
2.バケツもしくは洗面器を使って汲み取り、水のかさを減らす
バケツや洗面器を使って溜まっている水を汲み取りましょう。このとき、汲んだ水はつまりが解消したあとに流すため、残しておきます。
3.異物がある場合、手で届く範囲であれば取り除く
もしも異物が原因であるつまりの場合、自分で取り除けるのであれば取り除いておきましょう。取り除くのが難しそうな場合は、もっと奥へ押し込んでしまうおそれがあるので、そのままにしておきます。
上記の方法で、応急処置を施したうえで業者に連絡しましょう。特にマンションや2階建ての戸建の場合、水漏れを放置していると、床下まで水が染み入ってしまい階下にまで被害及ぶおそれがあります。応急処置を施しておけば、落ち着いて業者を探すことも可能です。
まとめ
今回は、水のトラブル関連の料金や優良業者の見つけ方、応急処置法などについてご説明してきました。水回りのトラブルは自分で解決するのが難しい場合もあるため、料金などをしっかり確認したうえで業者へ依頼するようにしましょう。
さまざまな業者があるので、明確な料金を提示してくれる業者がおすすめです。また、業者へ依頼してから作業に取り掛かるまで、応急処置をしておくことで被害の拡大を防いでおきましょう。
「どこの業者がお得かな?」と迷ったときは、複数の業者から見積りをとって比較してみましょう。弊社でも業者をご紹介しておりますので、ぜひご活用ください。